2021年02月1日掲載 戦災資料センターニュースNo.38号より転載

★私が今こうして美味しい物を食べたり、きれいな洋服を着て遊んだりできるのは奇跡だと感じました。平和とはこんなにも難しいことだったのか…。戦争の悲惨さを忘れてしまったら、また展示されているような地獄を人類は見てしまいます。平和の対義語は風化なのかもしれません。大学の課題のために訪れましたが、心につきささる何かを感じることができました。また来ます。( 19歳 大学生)★初めて来ました。なかなか来られなかった。心が重くなる、とわかっていたので。でも事実だから、きちんと抱えないと、と思い来館しました。娘も一緒に。何を思い、何を感じたか、この日が何か心に残れば良いと思います。(50歳)★自分達にとって今がどんなに幸せか思い知らされました。過去にはこんなにつらい出来事があって胸が痛みました。この感想ノートを見て、体験している人のコメントを見て、涙がでそうになりました。このような事が起こらないことを願っています。(無記名)★当時のつらい体験談に心がしめつけられました。戦争は絶対におこなってはいけないと強く思いました。忘れてはいけない、未来にも伝えなくてはいけないです。(無記名)★コロナ禍の中で、もう来ることができないと思いまして、意を決して来ました。来てよかったです。(無記名)


早乙女勝元名誉館長の紙芝居『三月十日のやくそく』が入荷しました (NEW)

早乙女勝元 脚本/伊藤秀男 絵

毎日、あちこちで空襲がある。学校も兵隊になる訓練ばかりだ。でも、ぼくのところにまで空襲はまだこないと思っていた。けれど、その日はやってきた。1945年3月10日の真夜中、空は爆撃機にうめつくされ、町は炎につつまれた……。熱風にあおられながら逃げまどうさなか、ぼくは友達のガンちゃんにであう。「また あおう、やくそくだぞ。」と、再会を誓ったけれど……。著者、早乙女勝元さんの実体験をもとにした紙芝居。

定価2,090円 (本体1,900円+税)のところ販売価格1,900円(送料別途)

初版:2021年3月1日 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm

頁数:12場面 ISBN:978-4-494-09347-2

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兵士たちの戦後史ー戦後日本を支えた人びと

アジア・太平洋戦争を戦った兵士たちは敗戦後、市民として社会の中に戻っていった。戦友会に集う者、黙して往時を語らない者……戦場での不条理な経験は、彼らのその後の人生をどのように規定していったのか。「民主国家」「平和国家」日本の政治文化を底辺からささえた人びとの意識のありようを「兵士たちの戦後」の中にさぐる。

著者:吉田裕
発行:岩波現代文庫
発行年月日:2020年2月14日
定価:1540円+税 販売価格:1500円
ページ:A6 382P
ISBN978:978-4-00-600416-3


日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実

310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪化した補充兵、靴に鮫皮まで使用した物資欠乏……。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。アジア・太平洋賞特別賞、新書大賞受賞

著者:吉田裕
発行:中公新書
発行年月日:2017年12月25日
定価:820円+税 販売価格:800円
ページ:新書版 228P
ISBN978:4-12-102465-7


あのとき子どもだった―東京大空襲21人の記録

センターを拠点に空襲体験をお話している21人の空襲体験者たち。
あの空襲から74年が経ち、お話が出来る体験者は、当時、子どもだった世代が中心になってしまいました。
そんな今だからこそ、「生きた証」として書き残し、戦争・空襲のことを知らない世代に伝えたい。その想いから、体験者たち自らが中心になって執筆・編集し、1冊の体験記録集が完成しました。
ぜひ、体験者たちの体験と想いを受けとめて、今、「平和」を考えるきっかけにしてください。

編:東京大空襲・戦災資料センター

判型:A5版 276頁

発行:績文堂出版

発行日:2019年3月10日

定価:本体1500円+税

ISBN978-4-88116-050-3


東京大空襲

2015年1月に付記を付けた増補版を出版
昭和20年3月10日。一夜のうちに東京の下町一帯を焼け野原に変え、8万人にのぼる死者で街や河を埋めた東京大空襲の惨状――。自身被災者でもある著者が、生きのびた人々を訪ね、戦後25年のあいだ埋もれていた記憶を再現しつつ、無差別絨緞爆撃の非人間性を暴き、庶民にとって戦争とは何であったかを訴える。

著者:早乙女勝元
発行:岩波新書
発行年月日:1971年1月28日
定価:780円+税 販売価格:800円
ページ:新書版 232P
ISBN:4-00-415021-3


東京が燃えた日

四十余年前、東京はアメリカ軍の爆撃で全市街の半分以上が焼け、十何万人もの人命が失われました。他の主だった都市も同様に爆撃を受けました。当時、中学生だった早乙女さんは、恐ろしかった空襲の夜を想い起こし、克明に資料を集め、生き残った人々の話を聴きなどして、東京が燃えた日々をくわしく再現しました。

著者:早乙女勝元
発行:岩波ジュニア新書
発行年月日:1971年1月28日
定価:820円+税 販売価格:850円
ページ:新書版213P
ISBN:4-00-500005-3


写真版 東京大空襲の記録

四十余年前、東京はアメリカ軍の爆撃で全市街の半分以上が焼け、十何万人もの人命が失われました。他の主だった都市も同様に爆撃を受けました。当時、中学生だった早乙女さんは、恐ろしかった空襲の夜を想い起こし、克明に資料を集め、生き残った人々の話を聴きなどして、東京が燃えた日々をくわしく再現しました。

著者:早乙女勝元
発行:新潮文庫
発行年月日:1984年7月25日
定価:520円+税 販売価格:500円
ページ:文庫版213P
ISBN:4-10-147504-2


図説 東京大空襲

小松崎茂ほか原体験者の絵画と未公開写真で再現する東京大空襲の実相。
日米・国立公文書館の秘蔵写真400余点、一挙公開。戦争と平和の問題を考える
小・中・高校のサブ・テキストにも最適。

著者:早乙女勝元
発行:河出書房新社
発行年月日:2003年8月30日
定価:1800円+税 販売価格:1800円
ページ:158P
ISBN:978-4-309-76033-9


絵本 東京大空襲

1945年3月10日,米軍B29の大編隊が東京を襲った。炎の夜の恐怖を、ようやく生きのびた作家と画家が描いたドキュメント。

作者:早乙女勝元
画家:おのざわ・さんいち
発行:理論社
発行年月日:1978年初版
定価:1600円+税 販売価格:1600円
ページ:60P
ISBN:4-652-02001-5