2015年1月に付記を付けた増補版を出版
昭和20年3月10日。一夜のうちに東京の下町一帯を焼け野原に変え、8万人にのぼる死者で街や河を埋めた東京大空襲の惨状――。自身被災者でもある著者が、生きのびた人々を訪ね、戦後25年のあいだ埋もれていた記憶を再現しつつ、無差別絨緞爆撃の非人間性を暴き、庶民にとって戦争とは何であったかを訴える。
著者:早乙女勝元
発行:岩波新書
発行年月日:1971年1月28日
定価:780円+税 販売価格:800円
ページ:新書版 232P
ISBN:4-00-415021-3