【お知らせ】12月・1月の催しなど

12月・1月に開催する催しです。ぜひご来館・ご参加ください。

 

<連続市民講座>


第7回:12月8日(日)13:30~15:30「いま考えたい『食べること』と戦争の話」
講師:藤原辰史(京都大学) 早乙女愛(記録同人)
私たちが毎日かかわる「食べること」から戦争について考えます。戦時下の東京から現在のパレスチナまで、スペシャルゲスト講師に藤原辰史氏を迎え、食と戦争の深いつながりについてひもといてみたいと思います。
会場参加申込(★定員に達したため、キャンセル待ちの申込です)→ https://forms.gle/hoRqQi7wxHVNvSHp7

第8回:12月21日(土)13:30~15:30「空襲死者への対応と残された記録」
講師:石橋星志(学芸員)
東京空襲の遺体処理と、戦後の改葬事業から遺骨霊名簿の編纂、さらに戦災殉難者霊名簿の奉納や慰霊のあゆみのあらましについて、これまで分かっていることを整理します。
会場参加申込→ https://forms.gle/pJuYhKctbA7d32v88

第9回:1月11日(土)13:30~15:30「空襲の記憶と空襲被災者運動」
講師:大岡聡(副館長・日本大学)
空襲被災者たちを主体として、被害の補償を求める運動や空襲記憶を継承する運動が粘り強く続けられてきました。こうした空襲被災者運動の展開を概観しながら、日本人の空襲記憶の特質について考えたいと思います。
会場参加申込→ https://forms.gle/DWEA9k1TQ7F82Nn9A

第10回:1月25日(土)13:30~15:30「世界の『空襲の歴史』から考える」
講師:比江島大和(学芸員)
市民講座の締めくくりとして、人類史上初の空襲から現在まで続く世界の「空襲の歴史」を、日本(軍)による空襲も含めて辿ります。「空襲の歴史」のなかに東京空襲を位置づけ、「空襲とは何か」についても考えます。
会場参加申込→ https://forms.gle/ddpHQbwUrJhecVNW6

*各回の詳細、会場参加/オンライン参加それぞれの詳細は下記ページよりご確認ください。
*すでに終了した回もオンラインでご視聴いただけます。
・会場参加→ https://tokyo-sensai.net/archives/2691
・オンラインでの録画配信→ https://tokyo-sensai.net/archives/2687
*イベント開催時は、講座を開催する1階の展示がご覧いただけない場合があります。

 

<企画展を開催しています>
「写真展ウクライナ 戦争がもたらす悲しみ―報道写真家・丸山博―」


◆趣 旨
2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻から1,000日が過ぎましたが、残念ながら終わりが見えない状況です。
日本国内において、連日この戦争に関する報道がありますが、戦局や国際情勢が中心であり、戦時下で暮らす人びとの「日常」が見えにくいのが現状です。その中でも人びとの暮らしが伺える―虫瞰的視座による報道が、ジャーナリストの現地取材の努力によって続けられています。
当センターでは常設展において、日中戦争、アジア・太平洋戦争期の空襲を中心に戦争の惨禍を伝えています。客観的な情報・鳥瞰的な視座―できごとの日時や場所、死者数等―も重要ですが、当センターでは個人の体験や当時の人びとの暮らしを重視しています。それは遠い過去を身近なものに引きつけ、戦争の惨状を想像してもらいたいからです。チェスゲームのように戦争を考えてほしくないからです。
同時代の戦争については日本でも関心が高いと思います。報道写真家の丸山博さんは、2023年12月〜2024年3月の間、ウクライナのリビウ、キーウ、ハルキウなどで取材しました。
この企画展は丸山さんが実際に目にした情景を写真で皆さんに伝えるものです。丸山さんの写真は、遠い場所のできごとを私たちに引きつけるための手助けをしてくれるでしょう。そこから現在の戦争について考えていただければ幸いです。あわせて、この企画展は当センター1階にある「空襲の歴史年表」の続きの歴史です。この先の年表についても想像してみてください。

◆会 期 2024年12月3日(火)~2025年3月30日(日)
◆展示品 丸山博さんが撮影した写真21点
◆会 場 当センター2階廊下
◆料 金 通常の入館料のみでご見学いただけます
◆その他 2月中旬に丸山さんご本人をお招きしてトークショーを開催する予定です(詳細は追ってご案内)

休館日
月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は原則開館し、火曜日に休館)
入館料
一   般:300円
中・高校生:200円
小 学 生:100円
未就学児・障がい者:無料
開館時間
住 所
東京都江東区北砂1丁目5-4
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