【会場参加】東京大空襲・戦災資料センター連続市民講座
戦後80年の秋、東京大空襲・戦災資料センターでは、全6回の市民講座を開催いたします。第1回は2025年10月11日(土)、最終回は12月21日(日)です。東京大空襲の基礎講座に始まり、障害者にとっての空襲、ドイツ空襲との比較、学童集団疎開を強いられた子どもたち、空襲について記録した写真といったテーマに加え、平和博物館の課題も展望します。
講師は館長の吉田裕ほかセンターの学芸員、主任研究員が務めますが、柳原伸洋さん(東京女子大学)、佐藤洋一さん(早稲田大学)にもご出講いただきます。ぜひご参加ください。録画のオンライン配信(後日・随時申し込み可)もありますので、ぜひご利用ください。
全6回(10月11日~12月21日)
形式:会場参加
会場定員:30人
会場:東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区北砂1丁目5-4)
<参加費>
一般:各回2000円 U25・会員:各回1500円 中高生:各回1000円
*しょうがい者の付き添い・介助者は1人まで無料
<各回の日程と内容>
*毎回時間は13時30分~15時30分
1,10月11日(土)「初めて学ぶ東京大空襲」
講師:比江島大和(学芸員)
80年前の東京大空襲の実態を資料や空襲体験から学びます。さらに、空襲の歴史的な位置づけ、残された課題など、今を生きる私たちが知っておきたいポイントも紹介します。
申し込み方法:10月8日(水)までに下記URL(グーグルフォーム)からお申し込みください。受講料は、当日会場にてお支払いください。https://forms.gle/cNWvrTkgsvJNGTsY7
2,10月25日(土)「空襲と聴覚障害者」
講師:小薗崇明(学芸員)
空襲と障害者に関する記録や研究は極めて少ないのが現状です。本講座では、戦時下の空襲において、特に聴覚障害者が直面した困難についてその実態を明らかにします。
申し込み方法:10月22日(水)までに下記URL(グーグルフォーム)からお申し込みください。受講料は、当日会場にてお支払いください。
https://forms.gle/GPB3nYhZEYXjrWgs9
※第2回には手話通訳者がつきます。また、講演原稿をお配りします。
3,11月9日(日)「ドイツ空襲と戦後の空襲認識の変容」
講師:柳原伸洋(東京女子大学)
第二次世界大戦中、ドイツはワルシャワ、ロッテルダム、ロンドンなどに空爆を実行し、その後にはドイツが甚大な空襲被害を受けました。また、敗戦国として空襲の記憶がどのように扱われてきたのかも取り上げます。
申し込み方法:11月5日(水)までに下記URL(グーグルフォーム)からお申し込みください。受講料は、当日会場にてお支払いください。
https://forms.gle/ScU6PG6AzxLbyAcA6
※第3回は政治経済研究所戦争災害研究室と共催。研究会員は、維持会員と同じ参加費になります。
4,11月23日(日)「学童集団疎開」
講師:青木哲夫(主任研究員)
1944年8月、「拙速」と言われながら、あわただしく実施された学童集団疎開。さびしさ・空腹・シラミ・空襲など、疎開地での子どもたちの暮らしはどのようなものだったか。国家による家庭分断である学童集団疎開について考えます。
申し込み方法:11月19日(水)までに下記URL(グーグルフォーム)からお申し込みください。受講料は、当日会場にてお支払いください。
https://forms.gle/MR1xX9RDM7vuPzoU7
5,12月7日(日)「『写真』から紐解く、戦時・戦後の東京」
講師:佐藤洋一(早稲田大学)
写真は『何が写っているのか』だけではなく、写真が撮られた背景、意図、
そして撮影者の行為の記録を読み解く手がかりにもなります。
そこから、戦後日本のイメージがどのように形成されてきたのかを問い直すこともできます。
今日、私たちが目にする公的な写真をどう読み解くか?一緒に考えてみましょう。
申し込み方法:12月3日(水)までに下記URL(グーグルフォーム)からお申し込みください。受講料は、当日会場にてお支払いください。
https://forms.gle/xkg7rKj1QkRXFhkd6
※第5回は政治経済研究所戦争災害研究室と共催。研究会員は、維持会員と同じ参加費になります。
6,12月21日(日)「『戦後80年』と東京大空襲―平和博物館の課題を考える」
講師:吉田裕(館長 一橋大学名誉教授)
『戦後80年』をめぐる政治や社会、さらには国民意識の状況に目を配りながら、東京大空襲の問題を中心にして、平和博物館の課題について考えます。
申し込み方法:12月17日(水)までに下記URL(グーグルフォーム)からお申し込みください。受講料は、当日会場にてお支払いください。
https://forms.gle/DMA1mY9p8UJX8CKr6
【カンパのお願い】東京大空襲・戦災資料センターは民立民営の博物館です。ご支援いただける方は、併せてカンパをいただけるとありがたいです。可能な方はよろしくお願いいたします。