2011年2月1日(戦災資料センター・ニュース No.18より)
ビジュアルブック『語り伝える東京大空襲』(全5巻・新日本出版社)が、この2月末で完結します。
戦後生まれの人たちが、国民の8割にも及び、内外の平和が揺らいできた現在、当センターは戦争・空襲の惨禍をくり返すまじの決意で、本シリーズのまとめに総力をあげました。東京大空襲・戦災のあの日あの時と、その前後のいきさつまで検証すべく、[1]戦争・空襲ヘの道、[2]はじめて米軍機が頭上に、[3]10万人が死んだ炎の夜、[4]焼きつくされた町と人びと、[5]いのちと平和の尊さを、の5冊で構成されています。
最新の研究成果をもりこみ、子どもにもわかりやすい文章で、豊富な写真と図版のオールカラー・B5版上製、各巻定価2,310円(税込)です。出版界不況の折からまさに画期的な大企画で、特に全国の学校図書館への期待をこめました。これぞ次世代への平和のバトンとして、ぜひ、ご活用をお願いする次第です。こちら事務局でも受付けています。
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