増築歓迎の声多く 都民の戦禍を明日へ伝えて

 07年7月20日(戦災資料センター・ニュース No.11より)
 この三月に増築完成、リニューアルオープンした当センターは、おかげさまで新しいスタートとなりました。
 資料・展示室はずっと充実し、会議室も倍増しましたので、全国からの修学旅行生を受け入れやすくなりました。最新の映像設備も、迫力があると大好評です。
 来館したみなさんの感想を、備えつけのノートで拝読していますが、増築を歓迎する声は多く、毎年来て、これが三度目という方もいます。話には聞いていたが、「あまりのすごさに驚き」の声もあれば、世界の無差別爆撃の歴史を、展示にぜひの要望も。…
 また、ある男性は、近くに仕事があって、「たまたま目に入った」ので立ち寄ったが、歴史の事実をしっかり知ることが同じ過ちをおこさないことだと思い「平和や命の尊さを忘れかけた時、又訪れたい」と。平和憲法も危うくなりかけた今、決して忘れてはならない都民の戦禍を、確認していただけたらなによりです。また、それぞれのご感想を各新聞の投書らんにぜひと、願っています。

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