戦災資料センターニュースNo.30 より転載

―若い世代―
◆戦争の怖さ、恐ろしさをよく知りました。戦争は本当に怖いと思います。もし自分が戦争がちょうど始まった時に生まれたら、本当に怖くて、いつ爆弾などが落ちてくるのがいつかも分からないから、夜になっても眠れないと思います。その中でよくがんばって生きたなとあらためて思いました。(7月20日 小学3年生)

◆僕は今大学で航空力学を専攻している。科学技術は常に進歩していて、人間の生活を便利にするものであるが、使い方を誤るとB-29のような殺人兵器になる恐れもある。大学では理系はあまり戦争の歴史について、よく学ばないので資料館に来てよかったと思う。(7月 茨城県 東京工業大学)

◆もし、私が社会の授業で学習していなかったら分からなかったかもしれないし、ここを訪れることもなかったかもしれません。私が住んでいる東京で、こんなことがあったなんて言葉にできません。二度と起こしてはいけないし、被害者が出るのは嫌だと思いました。平和の大切さを改めて感じました。(8月7日 板橋区立桜川中学校3年生)

◆この写真はどうやって撮ったのかな、よく撮れたな、という写真があった。いろいろな絵があって、戦争はもう止めなくてはいけないと思いました。(8月17日 品川区 3年生)

―大人―
◆以前からこちらの資料館に是非伺いたいと思っていて、今回は友人と2人でやっと実現でき喜んでいます。今回、資料の豊富なことにおどろき、大変貴重な施設を運営されていることに頭が下がる思いをもちました。今の、世界の怪しい状況や日本の政治の動きをとても心配しております。二度とこんな悲惨な体験をしなくて済むようにと願っております。そういう意味でも多くの子どもさん、若い方たちにも、こちらの資料館を利用していただけたらと思います。(7月21日 無記名)

◆戦争は恐ろしい、悲しい、してはいけないことは沢山の人が知っている。でもそこで終わってしまってはいけない。知ることだけで満足してはいけない。戦争をしない為に自分は何をするか。平和な未来を守るために何が今必要なのかを周囲と話し合い、行動すること。大きな事は出来なくとも、どんな人でも出来ることがあるはずだ。考える機会を与えて頂いたことに感謝します。                                       (8月27日 Y.U)

◆広島から来ました。原爆の事は地元で調べていましたが東京大空襲についてはよく知りませんでした。来て知りたいと思いました。沢山の方が亡くなったのはどこも同じなのですね。これから先、二度と戦争がないように私達は、過去の恐怖を知ることが大切です。(10月22日 無記名)

◆来てよかったです。こういう後世に伝える資料館を都費でつくるべき。(10月23日 品川区 田中)

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