多摩空襲から80年 改訂!! 「多摩空襲被災地図」お披露目&映像「砂川空襲の記憶」を見る会

多摩空襲から80年
改訂!!「多摩空襲被災地図」お披露目&映像「砂川空襲の記憶」を見る会

    

日時:11月4日(月・休)午後1時30分開場 午後2時開会 午後4時15分終了予定
会場:東京大空襲・戦災資料センター1階・映像講話室
   https://tokyo-sensai.net/visiting/access/
東京都江東区北砂1丁目5-4
参加費:入館料(300円)のみ 維持会員は無料
*事前申し込みは必要ありません。当日会場にお越しください。

<プログラム> *会の前後の時間帯に展示をご覧いただけます。

午後1時30分 開場 
午後2時 開会 
午後2時~午後3時   「多摩空襲被災地図」と改訂内容について解説(千地健太) コメント:牛田守彦さん 楢崎茂彌さん 
午後3時~午後3時15分 質疑応答 
           休憩(15分) 
午後3時30分~午後4時 映像「砂川空襲の記憶」(解説:楢崎茂彌さん) 午後4時~午後4時15分 質疑応答・意見交換

<趣旨>
 東京大空襲・戦災資料センターでは、多摩空襲から80年である2024年11月に「多摩空襲被災地図」の改訂版を公開します。また、新たに映像作品「砂川空襲の記憶」(13分、楢崎茂彌さん制作、砂川は現在の立川市北部)を展示に加えます。その公開に先立ち、お披露目の会を開催します。
 「多摩空襲被災地図」は、多摩の空襲被害についての記録・調査研究の第一人者である小沢長治さんが作成された「多摩地区の軍事施設・軍需工場と空襲被害地図」を元にしてセンターが制作したもので、多摩地域で空襲被害があった場所をピンク色で示し、主な軍需工場や軍事施設の場所を地図上に示したものです。これに、調査研究の進展を反映させ、典拠を再確認し、不備の修正や新たな工夫を加えました。改訂作業には、楢崎茂彌さん、牛田守彦さんをはじめ、三多摩平和交流ネットワークのみなさまにご協力いただきました。
 また、映像作品「砂川空襲の記憶」は、立川・砂川での空襲の調査研究を続けている楢崎茂彌さんの作品を、センターの展示に加えさせていただくものです。センターでは証言映像を視聴できるコーナーがありますが、これに多摩地域の空襲に関する映像を加えるのは初めてです。
 改訂作業は、各地域で努力と熱意で進められてきた調査研究に学びながら進めました。また、戦争体験世代、調査研究第一世代がこの世を去っていくなかで、これまで取り組まれてきた調査研究を受け継ぐことでもあると感じています。お披露目の会へのご参加、お待ちしております。

ポスターは⇒コチラから

東京大空襲・戦災資料センター
学芸員 千地健太

<主催・問い合わせ先>東京大空襲・戦災資料センター
TEL:03-5857-5631 chiji2@yahoo.co.jp(千地)
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