【視聴受付中!】東京空襲犠牲者の名前読み上げイベント

「東京空襲犠牲者の名前を読み上げ、心に刻む集い・2023」へのご参加・ご協力をお願いします!(実行委員会より)

【3月7日追記】読み手の募集は締め切りました。ご視聴の申し込みは受付中です。

イベントの紹介

東京には、沖縄の「平和の礎」のような、誰でも見られる形で犠牲者のお名前を刻んだものはほとんどなく、犠牲者の名簿も原則非公開です。東京空襲の犠牲者は「約10万人」として紹介されることが多く、私たちがそうであるように、名前・顔・人格・個性をもった一人ひとりとしてじゅうぶんに記録・記憶されているとは言えません。
このイベントでは、東京大空襲があった3月に、東京への空襲で犠牲となられた方々のお名前を読み上げます。そのことを通じて、その一人ひとりがたしかに生きていたことを想い起こし、心に刻むとともに、その犠牲を追悼し、次世代に継承しようという取り組みです。

戦後77年以上が経った今、空襲を体験した人たちはどんどん少なくなり、かつての日本の戦争・空襲の痛ましいできごとは、私たちからますます遠ざかっていきます。その一方で、昨年2月以降のロシア軍によるウクライナ侵攻で、戦争・空襲(空爆)は過去の歴史ではなく、現実のものとして私たちの目の前に現れています。
こんな時代だからこそ、私たちは、かつての戦争による犠牲を改めて想い起こし、そのような理不尽な犠牲がこれ以上起こらないよう、平和への誓いを新たにする必要があるのではないでしょうか。

昨年読み上げた1,582人は、約10万と言われる犠牲者全体の約1.5%にとどまります。ここから、一緒に輪を広げていきませんか。今回は学校や地域(慰霊碑など)にも輪を広げ、より多くの犠牲者のお名前を、子どもたちを含むより多くの方々と一緒に読み上げたいと考えています。

開催要項 東京空襲犠牲者の名前を読み上げ、心に刻む集い・2023

日時:2023年3月9日(木)

◆午前の部 10:30~12:00(開場10:00) ◆午後の部 13:00~17:00

主催:東京空襲犠牲者の名前を読み上げ、心に刻む集い実行委員会(委員長:河合)

後援:江東区

会場:東京大空襲・戦災資料センター(オンライン配信元も兼ねます)

内容:【継続】前回読み上げた1,582人の犠牲者の名前を読み上げる、【新規】学校関係(生徒)の犠牲者の名前を読み上げる、【新規】各地の慰霊碑などに刻んである犠牲者の名前を読み上げる、【新規】山の手空襲で犠牲となったアメリカ軍捕虜の名前を読み上げる、参加者同士の交流(感想や意見交換など)

参加方法:読み手としての参加(会場あるいはビデオ会議システムZoom)、視聴者としての参加(会場あるいはYouTube限定配信)

申込方法:読み手・視聴者とも、インターネット(グーグルフォーム、メール)、電話、ファックスのいずれかで申し込む チラシもご参照ください

読み手申込用グーグルフォーム
視聴申込用グーグルフォーム

参加費:無料 ※会場で「視聴」する場合のみ、東京大空襲・戦災資料センターの入館料が必要(展示室もご見学いただけます)

ご参加・ご協力について

◆ぜひ、読み手として、犠牲者のお名前の読み上げにご参加ください。自分の順番がきたら担当部分の名簿を読み上げていただきます。読み上げは一人50名程度で、フリガナ付なので、どなたでもご参加いただけます。会場だけでなく、リモート(Zoom)、事前収録(応相談)での読み上げも可能です。
◆ご視聴(会場、オンライン)も歓迎いたします。
◆本イベントは実行委員会形式で企画・運営しています。実行委員やボランティアとしてご参加・ご協力いただける方を広く募っております。
◆イベントで読み上げるお名前のご提供も受け付けております。個人・学校・地域などを問わず、様々なところに残されている犠牲者のお名前について情報をお寄せください。
◆イベントの運営にあたり、実行委員会へのカンパも受け付けております。会場となる東京大空襲・戦災資料センターの郵便振替口座(00170-6-123225)にお送りください。ご送金の際は、通信欄等に「名前2023カンパ」とご入力ください(振込手数料はご負担をお願いいたします)。

★お問い合わせ・お申込みはチラシ記載のQRコードまたは連絡先までお願いします。 →チラシ

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