プログラム開設の趣旨
東京大空襲から80年が経ちました。
日本では、空襲・戦争体験者の高齢化が進み、その体験を直接聞くことはますます難しくなっています。一方、世界では戦争がなくならず、空襲(空爆)を含む攻撃によって今も子ども、民間人に多くの被害・犠牲が出ています。
このような時代に、当センターでは空襲の歴史・体験を学び、平和といのちの大切さをどのようにしたら継承していくことができるのか追究してきました。その結果、次世代の平和を担う若い世代の皆さんと連携して、一緒に学び合うことが大切だと考え、この「次世代平和学習プログラム」を開設することにしました。詳細は下記の募集要項の通りです。
高校生・大学生の皆さん、この機会に、一緒に平和について学び、考え、その成果やメッセージを伝えることに取り組んでみませんか。
ご参加をお待ちしています。
募集要項
【募集対象】 首都圏在住の高校生・大学生(最大15名程度)
【募集期間】 2025年9月20日(土)~10月12日(日)
【参加費等】 参加費・教材費などは無料 ※ただし、交通費は自己負担願います
【応募方法】 次のGoogleフォームに必要事項を入力して、お申込ください。
Googleフォーム ➡コチラ
※お申込後、受付完了のご連絡と、保護者にご提出いただく承諾書のフォーム(申込者が高校生の場合)を、当センターよりメールにてお送りいたします。
【学習プログラムの概要】
◆学習目標
空襲の実相を学ぶ (学習者としての視点)
空襲体験を継承する(表現者、継承者としての視点)
平和を創造する (平和の担い手としての視点)
◆実施期間 2025年10月~2026年8月
◆学習プログラムのスケジュール(予定)
※原則として月1回(第3週の土曜または日曜)開催
2025年
・10月19日(日) 14:00~16:30 @東京大空襲・戦災資料センター
第1回学習会「ガイダンス、センター展示見学」
・11月15日(土) 14:00~16:30 @東京大空襲・戦災資料センター
第2回学習会「東京大空襲について学ぶ」
・12月 ※12月以降の日程・内容は参加者と調整して決定
第3回学習会「空襲体験者からの聞き取り」
2026年
・1月 第4回学習会「フィールドワーク体験」
・2月 第5回学習会「個別学習、グループ学習計画作成」
・3月 第6回学習会「個別、グループ別の学習会」→イベントなど(例「東京大空襲を語り継ぐつどい」)での活動報告
・4月~5月 発表会に向けた学習会・準備
・6月 発表会①
・7月 発表会②および修了証授与
・8月 有志メンバーでイベント(夏休み特別企画)出演
注意事項など
★学校の課外活動ではなく、あくまで個人の立場での活動となります。そのため、在籍する学校に承諾を得る必要はありませんが、高校生が参加する場合は保護者の方の承諾が必要です(高校生は申込前にあらかじめ保護者の方の承諾を得ておいてください。後日、保護者の方には、承諾書のご記入・ご提出について改めて依頼をいたします)
★活動に際して必要な連絡(当センターと参加者または参加者同士)は、第1回学習会までは電子メールを用いておこないますが、それ以降はグループLINEでの連絡を主とします(高校生については、後日、承諾書にて保護者の許諾が得られた場合に限ります)
★学習プログラム各回は、当日現地参加を基本としますが、やむを得ない事情で欠席する場合は、後日、必要に応じて個別対応を検討します。
★活動にあたっては、社会福祉法人東京都社会福祉協議会のボランティア保険(基本コースのAプラン)に加入していただきます。詳細は下のリンクにてご確認ください。なお、保険料は当センターで負担いたします。
ボランティア保険の詳細 ➡コチラ
★申込や活動のなかでご提供いただいた個人情報は、本プログラムの活動等に関する用途(ボランティア保険加入を含む)のみに使用します。
★募集に関する上記の内容をまとめた案内文書は、以下のリンクよりダウンロードできます。ダウンロード・印刷して、他の方への紹介や情報共有などにご活用ください。
募集案内 ➡コチラ
(以上)