母子像東京大空襲・戦災資料センター

【03】3月1日、東京大空襲の新しい被災地図と証言映像アーカイブを公開します

初日に記念イベントを開催します

東京大空襲の新しい被災地図と証言映像アーカイブを公開します

2014年3月1日から常設展示として、新たに東京大空襲の新しい被災地図と証言映像アーカイブを公開します。

※左の画像をクリックすると、PDFファイルがダウンロードされます。


開館:水〜日曜日(月・火曜日は休館、ただし3月9・10日は開館)
開館時間:12:00〜16:00
入館協力費:一般 300円/中高校生 200円/小学生以下 無料


東京大空襲 いのちの被災地図
――どこに住んでいた人が どこで亡くなったのか


・約3万人の犠牲者名を収録した『都内戦災殉難者霊名簿』から住所と死亡場所の情報を地図に落として結んだ被災地図。

・空襲当時、どこに住んでいた人がどこで亡くなったのか、犠牲者が特に集中した場所などを縦横2m半の巨大地図で一望できます。

・1945年3月10日の下町大空襲だけでなく、当時の都内35区(現在の23区)全体の状況をはじめて地図化しました。

制作 東京大空襲・戦災資料センター 墨田区立すみだ郷土文化資料館

1945年3月10日下町大空襲の被災状況(部分) 1945年3月10日下町大空襲の被災状況(部分)


1945年4月大塚近辺の被災状況。空襲時期別(月別)に色を変えて区部全体を地図化。 1945年4月大塚近辺の被災状況。空襲時期別(月別)に色を変えて区部全体を地図化。



東京大空襲 証言映像マップ
Tokyo Air Raids Oral History Map

証言映像とデジタル地図で 歴史といまをつなぐ


・46インチ大画面で東京大空襲体験者の証言映像を自由に見ることができます。

・「空襲体験」だけではなく、戦前・戦中の生活体験、戦後体験の証言も収録して、歴史といまをつなぎます。

・時空間情報を3D地図上に表示する時空間マップソフトウエア(c-loc)を活用。デジタル技術と人文科学を融合する人文情報学(Digital Humanities)の一成果。

ディレクション 山本唯人
映像制作 早乙女愛 照屋真治
デジタルメディア・ソフトウエア制作 野口靖 増田純
制作協力 石橋星志 木村豊 嶌田修 中条幸子 山辺昌彦
製作 東京大空襲・戦災資料センター 東京大空襲証言映像プロジェクト
助成 公益財団法人トヨタ財団
基図 国土地理院25000分1地形図

8層の東京の地図(1919-2000)に埋め込まれた人型のアイコン。アイコンをクリックすると映像が再生される。 8層の東京の地図(1919-2000)に埋め込まれた人型のアイコン。アイコンをクリックすると映像が再生される。


証言映像の再生画面 証言映像の再生画面


モニター画面を見ながらパッドで操作 モニター画面を見ながらパッドで操作



展示公開記念イベント

3月1日(土) 14:00〜15:30
場所 東京大空襲・戦災資料センター

展示解説(A被災地図担当 B証言映像マップ担当)

青木哲夫(東京大空襲・戦災資料センター主任研究員)A
山本唯人(同)AB
早乙女愛(映像プロデューサー/あいファクトリー)B
野口靖(アーティスト/東京工芸大学准教授)B