【07】2月18日、特別展の初日に
特別展のオープニング講演会を開催しました
センター開館10周年を記念する特別展「東方社写真部が記録したアメリカ軍の無差別爆撃」が2月18日から始まりましたが、会期初日の午後1時〜4時半に、2階会議室で「オープニング講演会」を開催しました。
オープニングでは、早乙女勝元館長が主催者としての挨拶をしました。東京都の学芸員の岡塚章子さんの挨拶では、寄贈に至る経過や今後の期待などが述べられました。特別展に協力していただいたNHKからは、首都圏放送センターのデスクの高野剛さんが挨拶され、NHKの取材の成果の一端や、3月18日の「NHKスペシャル」の紹介をしていただきました。
講演会では以下の3本の講演がありました。
- 井上祐子「東方社のあゆみと新資料の歴史的価値について」
- 山辺昌彦「東方社撮影空襲写真の歴史的意義」
- 小山亮「東方社写真部が撮影した空襲被害関係写真」
この中で、小山さんは、すべての東方社撮影空襲写真をスライドで上映して紹介しました。
参加は98人で、体験者や研究者から意見や質問が出て、活発な討議をしました。