母子像東京大空襲・戦災資料センター

政治経済研究所リサーチペーパー・シリーズ

シンポジウム「都市空襲を考える」の成果を、財団法人 政治経済研究所から刊行されている「リサーチペーパー・シリーズ」として刊行しています。

都市空襲を考える


東京大空襲・戦災資料センター開館記念シンポジウム
都市空襲を考える

2002年8月
財団法人 政治経済研究所
東京大空襲・戦災資料センター
判型:A4判・本文48ページ

[目次]
開会の挨拶
   早乙女勝元(東京大空襲・戦災資料センター館長)
空襲の歴史と現在
 はじめに/アフガニスタン戦争と空襲/非対称戦争と空爆/空襲と植民地主義/大国間戦争と都市爆撃/地域爆撃と民衆殺戮の思想/質疑応答
   荒井信一(茨城大学・駿河台大学名誉教授)
都市空襲と国際法
 戦争にたいする国際法/戦争のなかでの国際法/空襲と国際法/1963年12月7日の下田判決(原爆判決)/国際刑事裁判所/質疑応答
   宮崎繁樹(元明治大学総長)
総合討論
 日本の大都市空襲の概観
   今井清一(横浜市立大学名誉教授)
 討論

東京大空襲・戦災資料センター開館1周年記念シンポジウム
都市空襲を考える・第2回

2003年7月
財団法人 政治経済研究所
東京大空襲・戦災資料センター
判型:A4判・本文32ページ

この報告書は、2003年4月26日、江東区・ティアラこうとうの会議室で開催された第2回目のシンポジウム「都市空襲を考える」の記録をまとめたものです。
今回のシンポジウムは、開館して1年あまりになる東京大空襲・戦災資料センターの「開館1周年記念」ということで、星野ひろしさん(東京空襲犠牲者遺族会事務局長)から「東京空襲犠牲者氏名記録運動の到達点」について、また江波戸昭さん(明治大学名誉教授)から「戦時生活と隣組回覧板」のお話を聞き、有益な討論を行うことができました。当日の録音をもとに、お二人にご報告要旨をまとめていただき、それを中心に編集したのがこの報告書です。
昨年の第1回目のシンポジウム「都市空襲を考える」は、2002年6月9日、東京大空襲・戦災資料センターの開館を記念して、「空襲の歴史と現在」(荒井信一氏)、「都市空襲と国際法」(宮崎繁樹氏)、「日本の大都市空襲の概観」(今井清一氏)について学びました。その記録も今回と同じような形式で発行されております。
第1回の記録ともども今回の第2回目の報告書のご活用をお願いいたします。

[目次]
開会の挨拶
   早乙女勝元(東京大空襲・戦災資料センター館長)
東京空襲犠牲者氏名記録運動の到達点
 一見えてきたものと今後の問題一
   星野ひろし(東京空襲犠牲者遺族会事務局長)
戦時生活と隣組回覧板
   江波戸昭(明治大学名誉教授)

東京大空襲・戦災資料センターシンポジウム
都市空襲を考える・第3回

2005年3月
財団法人 政治経済研究所
東京大空襲・戦災資料センター
判型:A4判・本文50ページ

東京大空襲・戦災資料センターは、第3回目のシンポジウム「都市空襲を考える」を深川江戸資料館で2004年12月に開催いたしました。北村実(早稲田大学名誉教授、政治経済研究所理事)氏をコーディネーターとし、前田哲男(東京国際大学教授)、三沢浩(建築家、戦災資料センター顧問)、荒井信一(茨城大学名誉教授、日本の戦争責任資料センター代表)の3氏の講演の後、活発な質疑討論が行われました。このシンポジウムの記録を主催者(財団法人政治経済研究所、東京大空襲・戦災資料センター)の責任でまとめました。

[目次]
開会あいさつ
   早乙女勝元(東京大空襲・戦災資料センター館長)
アジアにおける戦略爆撃の開幕
  日本軍による重慶爆撃
   前田哲男(東京国際大学教授)
あるアメリカの建築家と東京大空襲
   三沢浩(建築家、戦災資料センター顧問)
ドイツにおける空襲の記憶
  I 空襲体験の見直しと記憶の活性化
  II イギリスの「地域爆撃」
  III アメリカの戦略爆撃
   荒井信一(茨城大学名誉教授・日本の戦争責任資料センター共同代表)
質疑討論
まとめ
   コーディネーター 北村実

東京大空襲・戦災資料センターシンポジウム
都市空襲を考える・第4回

2006年7月
財団法人 政治経済研究所
東京大空襲・戦災資料センター
判型:A4判・本文34ページ

この報告書は、2005年12月10日、江東区・ティアラこうとうの会議室で開催された第4回目のシンポジウム「都市空襲を考える」の記録をまとめたものです。
当センターでは、2002年の開館以来、2002年8月、2003年7月、2005年3月と、3回にわたってシンポジウムを開催してきましたが、今回はその第4回目になります。
センター開館以来、このシンポジウムを開催したときまでに、センターを訪れて下さった方は3万3000人になり、現在(2006年6月末)では3万8000余人となりました。
そしてセンターの展示その他の一層の充実のために、現在その増改築にとり組んでおり、2007年3月には増築新装となって皆さんにお目見えするはずです。皆さんの一層のご援助、ご協力をお願いいたします。

[目次]
開会の挨拶
   小宮昌平((財)政治経済研究所常務理事)
空襲体験から現在の問題を考える
   藤田秀雄(立正大学名誉教授・「平和の文化」をきずく会代表)
東京大空襲、ヒロシマ・ナガサキから60年
 一いま世界の平和を考える一
   北村実(早稲田大学名誉教授・(財)政治経済研究所理事)
報告戦災資料センター・のいま
 資料と調査
   土岐島雄(東京大空襲・戦災資料センター副館長)
 訪れる人びと
   齋藤和可(東京大空襲・戦災資料センタースタッフ)
討論
まとめ
   北村実