母子像東京大空襲・戦災資料センター

【06】『ビジュアルブック』の刊行が完結しました

新日本出版社より、『語り伝える東京大空襲』全5巻

 このほど、早乙女勝元館長監修・戦災資料センター編集によるビジュアルブック『語り伝える東京大空襲』(全5巻・新日本出版社)の刊行が完結しました。ビジュアブック全5巻


戦争・空襲への道
定価2,310円(本体2,200円)
2010年12月発売
はじめて米軍機が頭上に
定価2,310円(本体2,200円)
2011年1月発売
10万人が死んだ炎の夜
定価2,310円(本体2,200円)
2010年11月発売
焼きつくされた町と人びと
定価2,310円(本体2,200円)
2011年2月発売
いのちと平和の尊さを
定価2,310円(本体2,200円)
2011年3月発売

 以下は早乙女館長による紹介文です(2011年2月「東京大空襲・戦災資料センターニュース」より。

次世代への平和のバトン
「語り伝える東京大空襲」の五冊本です

 ビジュアルブック『語り伝える東京大空襲』(全5巻・新日本出版社)が、この2月末で完結します。
 戦後生まれの人たちが、国民の8割にも及び、内外の平和が揺らいできた現在、当センターは戦争・空襲の惨禍をくり返すまじの決意で、本シリーズのまとめに総力をあげました。東京大空襲・戦災のあの日あの時と、その前後のいきさつまで検証すべく、[1]戦争・空襲ヘの道、[2]はじめて米軍機が頭上に、[3]10万人が死んだ炎の夜、[4]焼きつくされた町と人びと、[5]いのちと平和の尊さを、の5冊で構成されています。
 最新の研究成果をもりこみ、子どもにもわかりやすい文章で、豊富な写真と図版のオールカラー・B5版上製、各巻定価2,310円(税込)です。出版界不況の折からまさに画期的な大企画で、特に全国の学校図書館への期待をこめました。これぞ次世代への平和のバトンとして、ぜひ、ご活用をお願いする次第です。(早乙女勝元)