【16】筑紫哲也さんが携わった東京大空襲のTV番組に関する
常設展示の開設とイベントを開催します。
12月11日(土)、TBSの真木明さんをお招きして
戦後日本を代表するジャーナリストのおひとりである筑紫哲也さんが亡くなって、2年がたちました。
2008年、筑紫さんは東京大空襲に関するTV番組『3月10日東京大空襲−−語られなかった33枚の真実』(2008年3月10日21:00〜23:09 TBS放送)の製作を手がけましsた。
戦災資料センターでは、この機会に、ご遺族や関係者、TBSなどのご協力により、筑紫さんが「東京大空襲」への思いをつづった女優・吉永小百合さんとの往復書簡と、本人による書き込みの入った番組台本を、常設展示に加えます。
また、12月11日(土)14:00から、番組制作に携わったTBSの真木明さんをお招きし、筑紫さんが東京大空襲について何を語られたのか、また、作り手として、どのような視点を大切にして番組づくりをされたのかをお聞きする、イベントを開催します。
詳しくはチラシをご覧ください。
※案内チラシ(約243KB:PDF形式)がダウンロードできます
東京大空襲・戦災資料センター主催
筑紫哲也さん没後2周年
メディアは戦争をどう伝えられるのか
筑紫哲也さんの仕事
『3月10日東京大空襲−−語られなかった33枚の真実』(TBS製作)から考える
日時:2010年12月11日(土)14:00〜15:45
会場:東京大空襲・戦災資料センター 参加費:無料
- あいさつ:早乙女勝元(東京大空襲・戦災資料センター館長)
- 映像ダイジェスト
- お話「筑紫哲也さんは東京大空襲をどう語ったか」 真木明(TBS)
- ガイド付展示見学
戦後日本を代表するジャーナリストのおひとりである筑紫哲也さんが亡くなって、2年がたちました。
生前の筑紫さんは、沖縄や憲法9条の問題をはじめ、戦争と平和に関するテーマを積極的に取り上げ、発言されてきました。
しかし、筑紫さんが晩年に手がけた大きな仕事のひとつに、東京大空襲の番組づくりがあったことはあまり知られていません(『3月10日東京大空襲−−語られなかった33枚の真実』2008年3月10日21:00〜23:09 TBS放送)。
戦災資料センターでは、ご遺族や関係者、TBSなどのご協力により、筑紫さんが「東京大空襲」への思いをつづった女優・吉永小百合さんとの往復書簡と、本人による書き込みの入った番組台本を、常設展示に加えます。
また、常設展示の開設に合わせて、番組製作に携わったTBSの真木明さんをお招きし、筑紫さんが東京大空襲について何を語られたのか、また、作り手として、どのような視点を大切にして番組づくりをされたのかをお聞きする、イベントを開催します。
作り手も受け手の側も、戦争体験を持たない人が増えていくなかで、情報を「送り、届ける仕事」に携わるメディアに、〈戦争〉をどのように伝えることができるかが問われています。
筑紫さんの言葉や番組づくりのお仕事を通して、これからのメディアや、戦争体験の継承のあり方を考える、きっかけにしていただければ幸いです。
交通案内
- JR「秋葉原駅」中央改札口を出て左のバス乗り場から都バス「葛西駅行き」(秋26)で35分。「北砂1丁目」下車、徒歩2分
- 都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線「住吉駅」B1出口から徒歩18分