母子像東京大空襲・戦災資料センター

【06】『ファシズムの解剖学』読書会合同研究会を開催します

2月13日、藤井忠俊氏を報告者に迎えて

 戦争災害研究室では、2009年4月からサブ研究会としてアメリカの研究者・パクストンによる最新の著書『ファシズムの解剖学』(2004年刊、瀬戸岡紘訳2009年)の読書会を行ってきました。読書会を終えるにあたり、「ファシズム研究」が問いかけたものをあらためてとらえ直し、「日本ファシズム」の経験を読み解くためにどのような観点や方向性がもとめられているのかを展望する機会として、藤井忠俊氏をお招きし、公開研究会を開催します。当日は、最近の著書『在郷軍人会−良兵良民から赤紙・玉砕へ』(岩波書店、2009年)にも触れていただく予定です。
 幅広いみなさまの参加をお待ちしています。

東京大空襲・戦災資料センター主催
戦争災害研究室・『ファシズムの解剖学』読書会合同研究会

◆テーマ 「日本ファシズム」の経験を読み解く−民衆史の観点から
◆報告者 藤井忠俊(「現代史の会」主宰・専攻日本近現代史・民衆史)
◆日時 2010年2月13日(土) 13:30〜16:30
◆場所・連絡先 東京大空襲・戦災資料センター
        (地図やアクセス方法はこちらへ
◆参加費 通常入館協力費と同じ
     大人300円 中高生200円 小学生以下無料