【12】3月7日に「東京大空襲を語り継ぐつどい」を
カメリアホールで開催しました
当日の模様を写真でご報告します
3月7日(土)、「東京大空襲を語り継ぐつどい−−戦災資料センター開館7周年」を亀戸駅前のカメリアホールで開催しました。
事前申し込み制にもかかわらず、今年も多くのみなさんにご参加いただき、平和への強い思いが会場全体にみなぎるイベントとなったように感じています。定員オーバーで第二会場でご覧いただいたみなさまには、心よりお詫びと御礼を申し上げます。とりあえず写真で当日の雰囲気をお伝えします。
また、センター運営に向けた維持会員や維持募金なども多数お申し込みいただき、ありがとうございました。
会場のカメリアホールのある亀戸駅前のカメリアプラザ
会場入口のロビーでは、早乙女館長の著書をはじめ、東京大空襲に関係する書籍や報告書などを頒布。壁面には、深川二中のみなさんが描いた「私のゲルニカ」の作品が並べられている【第1部】
今年の「つどい」の幕開けは、俳優で楽器演奏もされる隈本吉成さん。舞台の袖にも「私のゲルニカ」が飾られている
どこか哀愁に満ちたサックスの調べが会場に響き渡る
司会を担当していただいた細井美穂さんと鈴木信彦さん
あの夜の体験を冷静に、かつせつせつと語ってくださった清岡美知子さん
戦災センター研究員の山本唯人さんが、この1年間のセンターの活動を紹介
身近なところに残る東京大空襲のセノタフ(慰霊碑)めぐりをしてきた深川二中・1年生のみなさんによる研究発表
ピカソの「ゲルニカ」をモチーフに、東京大空襲をめぐる思いを「私のゲルニカ」として描いた深川二中・3年生のみなさん
センターを訪れて学んだ感想をしっかりとした言葉で述べてくれた江戸川区立東葛西小・6年生のみなさん【第2部】
センターの近況や東京大空襲訴訟などの現状を「過去からの声、未来への声を」として語る早乙女勝元館長
東京大空襲当時の治療体験が医師としての活動の原点にあると、早乙女館長との対談で語る聖路加国際病院理事長の日野原重明先生(ビデオ出演)
日野原先生と館長との対談のビデオを制作したアイファクトリーの早乙女愛さん
「あの頃の東京」というテーマで、当時の暮らしぶりや非戦に向けたご自身の演劇活動を語る渡辺美佐子さん
オープニングをつとめてくれた隈本吉成さんが、宗左近の長篇詩『炎える母』より「走っている−その夜 14」を朗読して、エンディング
都教組委員長・中山伸さんによる閉会の挨拶
東京大空襲を語り継ぐつどい
東京大空襲・戦災資料センター開館7周年
とき:2009年3月7日(土) 午後1時30分〜4時30分
ところ:江東区・カメリアホール(JR総武線・亀戸駅)
司会:細井美穂、鈴木信彦
【第1部】
●サックス演奏
隈本吉成(俳優)
●東京大空襲を語り継ぐ
(1)3月10日の体験を語る〜私の戦後はまだ終わっていません
清岡美知子さん
(2)東京大空襲セノタフ(慰霊碑)めぐりと私のゲルニカ
深川二中のみなさん
(3)センターを見学して学んだこと
江戸川区東葛西小学校のみなさん
【第2部】
●あいさつ「過去からの声、未来への声を」
東京大空襲・戦災資料センター館長 早乙女勝元
●映像出演「日野原重明先生に聞く〜当時33歳、大東亜中央病院(現・聖路加国際病院)で〜」(制作・アイファクトリー)
日野原重明さん+早乙女勝元館長
●講演:「あの頃の東京」
渡辺美佐子さん(女優)
●朗読:長篇詩「燃える母」(宗左近)より
隈本吉成(俳優)
●閉会あいさつ
東京都教職員組合委員長 中山伸さん
東京大空襲を語り継ぐつどい実行委員会
東京大空襲・戦災資料センター
〒136-0073 東京都江東区北砂1丁目5-4
Tel 03-5857-5631 Fax 03-5683-3326
