母子像東京大空襲・戦災資料センター

【17】7月29日に、友の会5周年のつどいを開催しました

ギャラリートークやビデオ観賞、展示の見学など
充実した時間を過ごしました

7月29日の日曜日、午後1時から「東京大空襲・戦災資料センター友の会」の「発足5周年記念のつどい」を開催しました。会場は、センター2階の会議室です。最初に、山口孝政治経済研究所理事長から、今回の増築をめぐる募金から工事までの報告があり、吉川晃友の会代表世話人から、この1年の間のセンターを取り巻く状況や友の会周辺の活動についての報告がありました。

続いて、今日のメインゲストである鈴木賢士さんに登場いただき、7月25日からセンターで開催されている特別展「東京大空襲の生き証人」についてのギャラリートークとなりました。取材を始めたきっかけや今回の著書、写真展の反響、戦争被害をめぐる裁判などをめぐって熱き思いが語られ、さらにスライドプロジェクターを使って写真の上映もおこなわれて、深く胸を打ちました。

それから、今年の3月10日にカメリアプラザで開催した「東京大空襲を語り継ぐつどい」の模様をビデオで観賞したのち、実際に写真展の会場で鈴木さんの解説を聞きながら展示された写真を観賞するという、得難い体験をすることができました。

その後、全員で3階に移動して、山本唯人学芸員の解説を聞きながらリニューアルされた展示を中心に見学。再び会議室に戻って、みなさんの活動状況などを披露していただく交流会となり、5時近くなって閉会となりました。

増築された建物、新しくなった展示、味わい深い写真やビデオ上映。盛りだくさんの内容に、とても充実した時間を過ごせたと思います。