母子像東京大空襲・戦災資料センター

【08】戦災資料センター主任研究員が静岡平和資料センターで講演しました

山本唯人主任研究員が講演会を行いました

空襲を伝えるドイツの都市(まち)―ドレスデン・ベルリン・ハンブルク3月16日、静岡平和資料センターで開催中の展覧会「空襲を伝えるドイツの都市―ドレスデン・ベルリン・ハンブルク」のイベントとして、戦災資料センター主任研究員の山本唯人が講演会を行いました。
30人の方が参加しました。

内容は「空襲体験を伝えていくこと―ドイツ空襲被災都市の旅を通して」。
静岡市空襲を記録する会の設立から、東京と静岡の交流をふり返りながら、ドイツとの交流の経過、ドレスデン、ベルリン、ハンブルクの風景をたっぷり見ていただいて、そこから何を学んでいけるかを語り合いました。
さまざまな個人やグループが連携していくことの大切さ、風景のなかに記憶の跡を残していくこと、過去を継承しながらその時代なりの継承のカタチ(方法)を模索していくこと、双方向の対話を通じて体験を分かち合っていくことなどの意義が語られました。

講演のあとは質問を受けて、自由に交流しました。
静岡の資料センターにおじいさんが体験画を寄贈された方、静岡空襲を題材に生徒たちと演劇をつくった学校の先生のお話、ドイツと日本の戦争責任に対する姿勢の違い、民営資料館の運営の悩みなど、いろいろな意見が活発に出されました。
この活気が、今後の静岡の活動の種をまくことにつながればと思います。
次回のイベントは、4月20日(日)13:30〜16:30、東海大学講師の柳原伸洋さんによるワークショップです。
是非ご参加ください。

※4月20日のイベントについて、詳しくはこちらをご参照ください。

問い合わせ先
静岡平和センター
420-0858 静岡市葵区伝馬町10-25中央ビル90 2F
tel&fax 054-271-9004
e-mail shizuoka-heiwa@nifty.com

当日の様子をお伝えします

静岡平和資料センター(ビル2階) 静岡平和資料センター(ビル2階)


講演会場の様子 講演会場の様子


講演会のあと来場者のみなさんと交流しました 講演会のあと来場者のみなさんと交流しました